導入事例
|たれ・ソース工場|100名規模|
カッターミキサー導入で処理時間を約85%削減
業種 | たれ・ソース工場 |
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エリア | 大阪府 |
規模 | 約100名 |
定量効果 | ・粉砕・撹拌時間短縮(15分~/回→2分/回) ・歩留まり改善 |
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定性効果 | ・重労働の解消 ・品質向上 |
導入前の課題
当社は業務用調味料メーカー、食品メーカーのOEM向けや、焼肉屋や居酒屋などの飲食店向けに、たれやソースの製造を行っています。
たれ・ソースの製造工程では、ニンニクやトマト、玉ねぎなどの食材を粉砕したものと、豆板醤や醤油、砂糖、みりんといった調味料を混ぜ合わせる作業が数多くあります。材料の粉砕・撹拌作業は1回で15分~30分程度かかり、人手で行うとなると重労働となってしまいます。
当初は電動ブレンダーを使って半自動で粉砕・撹拌を行っていたのですが、作業中、現場に人がつきっきりとなり、力仕事で作業にもコツがいるため、作業時間や出来栄えにバラつきがありました。製造現場は人手不足で、スタッフに経験の浅い者も多く、また年齢層の幅も広いため、短時間で誰でも簡単に粉砕・撹拌作業ができるよう、改善が求められていました。
導入の決め手
効率的な粉砕・撹拌作業ができる機器をインターネットで検索していたところ、カッターミキサー、ロボクープ「R-45」を知りました。この自動粉砕・撹拌機は一回で23kgもの野菜の処理をプログラミングにより自動で行ってくれるとのこと。無料でデモ機の貸出を行っていたため申し込みを行い、テストをしてみることにしました。
数日後、ショールームにて早速テストしてみたところ、処理能力、使いやすさに驚きました。大容量にもかかわらずパワーが強く、約2分程度で食材の粉砕、調味料との攪拌を行うことができました。処理時間・撹拌速度もコントローラーで設定でき、操作もシンプルで簡単でした。設定した時間になると止まるため、従業員がつきっきりで作業を行わなくても、粉砕・撹拌が足らなかったり、ムラがあったり、細かく粉砕しすぎることもありません。これならコツや勘も必要なく、作業者による仕上がりのバラつきをなくすことができると考えました。
カッター刃一式や容器は簡単に取り外すことができるため、安全に機器が洗浄できます。容器には透明の蓋がついていて、操作中に蓋を開けると自動で止まる仕組みになっており、安全性の高さを感じました。効果の高さを感じ、すぐに購入することにしました。
導入後の効果
自動粉砕・撹拌機を導入した結果、粉砕・撹拌のスピードが大幅に向上しました(15分~/回→2分/回)。また、作業者による品質のバラつきをなくすことができ、歩留まり向上も達成しました。