導入事例

|食肉加工工場|30名規模|
カッターミキサーの入替で作業の効率化・標準化を実現

肉・ハンバーグ 大型カッターミキサー 食品加工工場
業種 食肉加工工場
エリア 群馬県
規模 約30名
定量効果 ・歩留まり向上(作業者による歩留まり改善)
定性効果 ・異物混入リスク削減
・重労働改善
・作業の易化・標準化

導入前の課題

当社はホテルや飲食店向けに牛・豚ミンチ肉や、ソーセージ、ハム等加工品の製造・販売を行っています。

牛肉、豚肉の加工にはミキサーを使っていたのですが、鉄部品が使われており、錆や鉄粉などの異物混入リスクが高かったです。導入してから15年程度たち、老朽化も進み、故障が多くなったことから、ミキサーの更新を検討することになりました。

導入の決め手

錆に強く、性能の良いミキサーを探している中、訪れた展示会で、大量の食材を一度に加工できるカッター・ミキサー(ロボクープR-23)を知りました。素材はステンレスのため丈夫で錆に強く、処理能力も高く1度に12kgのミンチ肉の製造ができるとのことでした。無料でテストキッチンでのデモができるとのことで、製品に興味を持ったので早速デモを申し込みました。

カッター・ミキサー(ロボクープR-23)

後日、テストキッチンで、実際に使ってみました。加工時間や、加工スピードを操作パネルで設定することができ、操作もシンプルです。設定した時間・スピードで自動でカット・撹拌を行ってくれるので、作業者が装置につきっきりが不要になりました。加工している間、他の作業を行えるため、生産性を向上させることができました。

また、既存のミキサーはカットムラがありましたが、このカッター・ミキサーは回転パワーが非常に強いので、食材を均一に加工することができ品質も向上しました。加工条件は事前に設定しておくため、ベテランの従業員でも経験の浅い新人の従業員なども、誰でも同じ仕上がりで加工することができます。刃一式や容器は工具なしで分解可能のため、刃の切り替え時にけがをするリスクを低減でき、また洗浄も安全に効率的行うことができます。

これならば、異物混入のリスクを下げることができ、品質管理の工数も削減、品質の向上をおこなうことができると考えて導入することにしました。

導入後の効果

カットした食材の取出し時には手作業で重たい容器を傾けて、へらで掻き出す作業があるのですが、肉体的負荷が高い重労働となっていました。外国人や新人さんも働いているのですが、事前に加工時間・速度を設定しおけば、ボタンを押すだけと、自動で加工を行ってくれるため、経験や知識の浅い作業者様でも、スムーズに使い始めることができました。

おかげで、異物混入のリスクも下げることができ、従業員のスキルの差による、作業スピードや仕上がりのバラつきをなくすことができました。非常に丈夫で導入後5年程度たちますが、故障もないです。

従業員のスキルに左右されず、安定した品質に