導入事例
|ドレッシング・たれ工場|400名規模|
スティックブレンダー導入で撹拌工程を半自動化し、作業時間1/2短縮
業種 | ドレッシング・たれ工場 |
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エリア | 埼玉県 |
規模 | 約400名(パート含む) |
定量効果 | ・撹拌時間1/2に短縮 ・処理時間短縮5時間/日 (30分/回×5回/日×2工程) |
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定性効果 | ・品質向上 ・安全性向上 ・衛生面向上 |
導入前の課題
大手牛丼チェーン店のたれ類・ドレッシングを製造
当工場では、大手牛丼チェーンの店舗で使う、バーベキューソース、焼肉ソースなどのたれ類、フレンチドレッシング、胡麻ドレッシングなどのサラダ用ドレッシングを製造しています。醤油などの調味料を加えたベースの液体に、砂糖や塩、加工された玉ねぎやニンジン、ガーリックなどを加えて、加熱しながら混ぜ合わせて作っていきます。
食品工場では、人手を要する工程が多く、たれやドレッシングの撹拌工程は、作業者が鍋をかき混ぜ続ける作業を1回約60分程度要すものでした。これを1日5回行い、とても重労働になっていました。また、かき混ぜ方が不十分で焦げついたり、材料が分離し上手く乳化しないなど、作業者のスキルによって出来栄えにバラつきが生じるため、作業を行うには慣れやコツが必要でした。
衛生管理が厳しい食品業界では、現場での錆や工業油の混入のリスクのある機械化、自動化が遅れ、単純作業や重労働を人の手で行うことが多く、より労働環境のよい他の業種に人材が流れる傾向がありました。そのため、工場は慢性的な人手不足となっておりました。
導入後の効果
スティックブレンダーで撹拌工程の重労働が解消され、作業時間が1/2削減
少子高齢化社会で働き手が減少していく中、人を減らさないためにも、また人を集めるためにも、撹拌作業の重労働の解消と、作業の簡略化が急務と考えておりました。何かいい解決策はないかと探していたところ、ハイパワーのスティックブレンダー(ロボクープMP-550U)を知りました。
ステンレス製で錆びにくく、簡単に分解でき洗浄できるため衛生的で、電動で一度に150ℓもの大容量の撹拌ができるとのこと。大量のたれ類、ドレッシングを製造する当社にぴったりだと感じ、早速導入することにしました。
実際に使ってみたところ、ボタンを押すだけで自動でドレッシングやたれを撹拌してくれるので、作業がとても楽になりました。撹拌力も強力で、1回60分かかっていた撹拌作業が、半分の30分で済むようになり、重労働を解消するだけでなく、生産性も向上しました。さらに安全ロックボタンもついており、誤操作を防いでくれるので安心して使用することができます。
誰でも簡単に作業が可能となったことで、熟練度による仕上がりのバラつきがなくなり、ベテランのスタッフでも新人でも同様に、調理対象に合わせて最適な撹拌ができるようになりました。