導入事例

|製麺工場|90名規模|
大型カッターミキサー導入によりニンニク加工の作業効率・労働環境改善

スープ 大型カッターミキサー 食品加工工場
業種 製麺工場
エリア 宮城県
規模 約90名
定量効果 ・洗浄時間短縮
・洗浄工数削減
・省スペース化
定性効果 ・作業効率の改善
・品質向上

導入前の課題

当社は小売店、飲食店、ホテル・旅館、学校・病院給食向けに自家製麺を製造しているほか、大手デパートのプライベートブランドの冷麺、チャンジャなどの食品と、調理に使う調味料を製造しています。

メイン商品の冷麺のスープやチャンジャにはニンニクを材料として使っているため、毎日大量のニンニクをすりおろしています。人の手で行うと大変時間がかかり重労働になるため、カッターミキサーを使ってニンニクを加工していました。長年使っていたカッターミキサーは処理能力は高かったのですが、以下のような問題があり、課題となっていました。

・容器・蓋が外れないため、洗浄に時間がかかり衛生的でない
・刃を取り外すのに工具が必要で、分解洗浄に手間がかり、ケガにも注意する必要がある
・カットにバラつきがあり、ニンニクにざらつきが残る
・加工中、容器の中の様子が見られないので、間違い・異常に早く気づくことができない

導入してから時間がたち、故障が増えてきたことを機に、買い替えを検討することになりました。

導入の決め手

新しいカッターミキサーを探していた中、大容量仕込みができるカッターミキサー、ロボクープ「R-23」を知りました。

このカッターミキサーは一度に12kgのニンニクのカットやペースト加工ができ、容器は本体から簡単に取り外し可能なため、洗浄の時に大変便利です。カッター刃一式は簡単に分解できるため、安全・簡単に取り扱うことができます。容器は0度~90度まで任意の角度に倒すことができるので、食材の投入や取出しが楽に行えます。

蓋の上部は透明で、処理中の材料の様子を目視で確認できるため、安心です。また、パワフルなモーターにより均一にカットし、低粘度~高粘度の加工までこれ1台で行うことができます。これなら既存カッターミキサーの課題を改善できると考えて、導入することにしました。

カッターミキサー ロボクープ「R-23」

導入後の効果

導入後、取り扱いが劇的に改善され、洗浄時間の短縮、安全性・衛生面の向上が実現しました。また、食材の投入・取出しが楽に行えるようになり、作業環境も改善することができました。

自動で均一・強力なカットが行えるので、以前あったような「ニンニクにざらつきが残る」といったこともなくなり、品質の向上に成功しました。処理速度も速いので、以前のミキサーより小型になりましたが、以前と生産量が変わらず、スペースの節約もできました。これ1台の導入で複合的な現場改善をすることができ、大変うれしく思っています。

カットにばらつきがなく、ざらつきが残らない