導入事例
|彩道|病院食・介護食工場|30名規模|
床置き型野菜スライサー導入で作業時間を短縮し、品質が向上
社名 | 株式会社彩道 |
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業種 | 病院食・介護食工場 |
エリア | 群馬県 |
規模 | 約30名 |
定量効果 | ・原価低減 |
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定性効果 | ・品質向上 |
導入前の課題
病院や介護施設向けに食事の製造、配食サービスを行っています。お客様の調理の手間を省くため、当社工場内で加熱・調理済みの食品を冷却・冷凍して出荷しています。お客様では再加熱・盛り付けを行うだけで、患者様に料理を提供できます。少子高齢化社会が進み、2000年時点では2200万人だった高齢者人口は、2017年時点では3,514万人に達し、高齢者向けの配食サービスの需要も伸び、現在では1日約4,000食の食事を製造しています。今後も高齢人口は増加するため、生産増が見込まれます。
以前は野菜はカット野菜を買い入れていたのですが、仕入先での加工から消費者様への提供まで時間がたっているため、新鮮さや色味、栄養が失われ、患者様や入居者様から「野菜が美味しくない」とのお言葉をいただくこともありました。消費者様のニーズに応えるため、工場での野菜加工を行いたいと考えていました。しかし、4,000食分の野菜のカットを手作業で行うと膨大な時間がかかり、人手もかけられない状態でした。そこで、電動で大量の野菜の加工が行える野菜スライサーの導入を検討しました。
導入の決め手
野菜スライサーを色々と探しましたが、「刃が大きい」、「刃の交換に専用の取り外し工具が必要」、「カットの時、刃がむき出し状態で危険」など、安全面に不安があるものばかりでした。特に工場では障碍者雇用を検討しており、誰でも安全に簡単に野菜のカットができることが必要でした。そんな中、安全性に特化した、床置き型野菜スライサーのロボクープ「CL-60E」を知りました。
こちらの野菜スライサーは容器に蓋がついており、操作もシンプルで、安全に簡単に野菜のカット作業ができます。カッター刃は容易に分解可能なので、洗浄時に手を切ることもなく、効率的に隅々まで洗うことができ、衛生的です。これならば、障碍者やさまざまな従業員が働く現場でも、楽に野菜カットができると考えて、導入することにしました。
導入後の効果
4,000食と膨大な食数の野菜カットが1名の従業員で可能に
替え刃による、メニューに合わせたカット方法をスタッフ同士で研究し、現場のモチベーションアップ
容器60ℓの大容量のため、一度に大量の野菜の処理ができ、4,000食と膨大な食数の野菜カットを1名の従業員で行うことができました。カット野菜を購入していたときは、野菜の形に制限がありましたが、野菜スライサーは刃を変えることで様々なカットが可能で、メニューに合わせたカットを自分たちで行えるようになりました。そのため、様々なカット方法をスタッフ同士で楽しみながら研究をしており、現場のモチベーションアップにもつながっています。
自社で野菜をカットすることで原価を抑え、野菜の味も好評
付加価値の高いカット野菜の購入から、自社での野菜のカットに変えたことで、原価を抑えることができました。また生野菜を工場でカットするので、野菜は新鮮で、患者様、入居者様に提供されるまで色や味、栄養を保ってくれます。消費者様からも野菜の味に好評をいただき、野菜スライサーは大変重宝しています。