導入事例
|病院食・介護食工場|
マルチ野菜スライサー導入で生産量が4倍に増加
業種 | 病院食・介護食工場 |
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エリア | 東京都 |
定量効果 | ・生産量4倍に増加 ・売上アップ |
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定性効果 | ・商品の付加価値向上 ・新規事業立上げ ・顧客との関係構築 |
導入前の課題
当社は病院、老人ホーム、介護施設、一部小売店向けに青果物の販売を行っています。
当初、野菜や果物は、加工していない食材のまま出荷していたのですが、同業他社との価格競争が激化していました。野菜は病院や施設でお客様がカットを行っていたのですが、病院や施設のキッチンで野菜のカットを行うことは、お客様の手間と時間がかかります。
少子高齢化が進み労働人口が少なくなってきたことで病院・施設では慢性的な人手不足となっており、また患者様・入居者様が増え現場は多忙となっていました。そこで、当社はお客様の手間を減らせるカット野菜を、食材のまま卸していた時と同値で販売することで、付加価値を付けたいと考えました。
導入の決め手
当初、人の手で野菜をカットすることを考えたのですが、膨大な手間と時間がかるため現実的ではありませんでした。そこで、手間がかからず野菜を切る方法をインターネットで探していた時に、大容量の野菜を短時間で処理できるマルチ野菜スライサー(ロボクープCL-60E)を知りました。ショールームで無料でデモ・テストができるとのことで、すぐに申し込みをしました。
ショールームで実際に野菜を切ってみると、処理能力の高さを実感しました。マルチ野菜スライサーは最大1時間で850kgもの野菜が調理できるとのこと、強力パワーで均一できれいなカットができるので、これならば野菜カットの事業をスムーズに立ち上げることができると感じ、導入することにしました。
導入後の効果
工場でカットしている野菜は人参(4種類のカット)・大根(3種類のカット)・キャベツ・紫キャベツなどで、様々なカットが要求されます。マルチ野菜スライサーは、9種類の刃が標準でついており、刃を切り替えることで、多彩なカットを行うことができます。替え刃も工具なしで簡単に取り換えることができました。
また、受け皿の容器は移動式のカートなので、工場内での商品の搬送が楽にできます。カートは3つの容器を置け、回転式で入れ替えが可能でした。そのため、1つの処理が終わった後、容器を回転させるだけで、すぐ次の処理を行うことができます。非常に使い勝手が良く、効率的な生産ができています。
カッターミキサーのおかげで、工場でカットした新鮮な野菜を、すぐにお客様に提供することができ、お客様から大変好評をいただいています。価値の高いサービスを提供することにより、お客様に当社のファンになって頂き、良好な関係を構築することに繋がりました。